kareyabo
TEL 0826-83-0902
広島県山県郡北広島町都志見2322-1
OPEN AM11:00~PM2:00
PM6:00~PM10;00
営業日 土・日・週末限定営業
ナイスマイルプロジェクト法人化について
右記載のご挨拶は2013年11月、私が個人的にカブト虫を飼育、配布したら子供達が喜んでくれるかな?ご家族も笑顔になれるかな?と思いこの活動を立ち上げた時のものです。
1年間飼育の為の施設作りや一部配布という活動を行って参りましたが正直、個人としての活動では資金の調達も厳しく、また情報の収集や活動のPRにも限界がありました。
元来、若年時より建築業に携わっており(株)こはら工業として建築現場こそ離れましたが今、現在も建築業に関連して事業を進めております。
つきましてはこの度、社名と本社を一新し、配布用に育てたカブト虫達にも資金集めに協力してもらおうとナイスマイル(株)として新しい1歩を踏み出すことになりました。
従来の積算業務を除くその他の事業よりその収益から少しでも多く、少しでも遠くまで当施設内で飼育したカブト虫やメダカ達を障害や難病と闘う子供達の元に届けたいと思っております。
今後の活動といたししましては一般の皆様方に
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カブト虫、メダカの販売
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各種グッズの企画・販売
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ワークショップ、イベントの企画・開催
等を事業の主軸として展開して参りますので皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
2014,11月
ナイスマイル株式会社
代表取締役 古原嗣健
ナイスマイルプロジェクトについて
はじめまして。NiceSmileの古原嗣健です。
孫の誕生は8月15日。日本、世界にとっても大事なこの日。
新米のパパとママに大事そうに抱えられて孫は夏の午後の陽射しが差し込む病院で産まれました。それはそれは家族みんなが幸せな気持ちに包まれた一日でしたが…
十日後、僕たちはほぼ同時に残念な知らせを聞く事になりました。
ひとつは
小さく産まれてミルクも細いながらも懸命にか細い鳴き声を上げる孫の心臓に穴が開いている
というもの。心房中隔欠損により肺にも無理がかかり手術の可能性もあるというものでした。
ふたつめは
25年間、良くも悪くも寄り添って来た僕の妻の余命宣告。
腹痛で訪れた病院から大腸癌とその転移で「生きて3年」というものでした。
希望に満ち溢れた僅かな時間はあっという間にどん底へ…
特に男という生き物は弱いものです。
孫の母親(義娘)も僕の妻も辛そうな顔をしたのは一瞬でした。
オロオロとする僕や息子達を尻目に
二人とも何事も無いかのように気丈に振る舞い、孫と妻本人の闘病に臨みました。
その後の検査で孫は現在、
21番染色体欠損という症例の少ない病気と判明。心臓はじめ肺、腎臓などに疾患を抱え、
知的障害、身体障害と診断、認定を受けています。
ただ、幸いなのか、本人の生きたいという意志か…
生後、手術必至、塞がらないと言われた心臓の大きな穴は奇跡的に今は針の穴ほどに
自力で閉じて来ています。
言語、直立、歩行など現在のところ進展の兆しは大きくありませんがそれでも自分の事を
「僕は大変だ」
「僕は不幸だ」
「なんで僕が…」
などと思うこともなく彼なりにすくすくと成長。今では言葉こそ伝わりませんが
「笑顔」で会話が出来るまでになっています。
残念ながらちょうど1年前、妻は2年間の闘病の末、他界しましたが
彼女もまた、最期まで涙も見せず、泣き言も言わずただただ、
「孫を頼むね…」
そう言いながら家族みんなの前で「笑顔」で息を引き取りました。
そんな妻のいまわの際の僕と妻の約束です。
「私は十分に幸せだったよ。」
と言ってくれた彼女に
『俺はお前を幸せに出来たんだね…
じゃ、これからは孫と孫のような子供達の為に頑張ってみるから。
だから、先に逝っても少し待っててな』
意識のある間の最後の会話で最後の約束でした。
とは言え、一人になってしまった孤独と彼女がしてくれてた事の引継、
生活の為の仕事に追われたりで
「明日からにしよう。明日から頑張ろう。」
と何も行動を起こせず1年を過ごしてしまいました。
先ごろ、妻の1周忌の法要を済ませ、ようやく1年間心の中で温めてきた
思いを踏み出す事にしました。
と言うより
何かに背中を押されたような気持ちです。
「何でもいい。小さくてもいい。」
いわゆる「普通」と言われる健常者としての生活はありませんが
僕らの生活には「笑顔」があります。
もちろん病気や障害のない子供達の笑顔も含みがなく屈託なく素敵です。
ですがそれが「普通」ゆえに当たり前の事としてスルーされてしまう事もある中で…
孫は「言葉」をまだ持ちませんが
言葉なきゆえに
その「笑顔」だけで周囲を明るく幸せな気持ちにする力を持っているんです。
ただ、一人で座れた!
ただ、自分で食べれた!
ただ、つたい立ち出来た!
そんな日常の中のひとつひとつでみんなを笑顔にしてくれる力。
うまく言えないのですが…そんな
生きようとする力。
魔法の笑顔。
孫や孫と同じように障害や病気と向き合い日々闘って頑張る子供達とそのご家族に
「何でもいい。小さくてもいい。」
魔法の笑顔を絶やさぬように
笑顔を配れる何かをしたい…
いえ、しなければいけない…
そんな想いでこのプロジェクトを立ち上げました。
まだ、自分自身に何が出来るのか?どこまで出来るのか?すら分かりませんが
まずは手の届く範囲からです…
「笑顔」
を配って歩いてみたいと思っています。
それが孫の将来を案じながら逝った妻との約束でもありますから…
~ファーストプロジェクト~
「子供ってカブト虫、クワガタってテンション上がるよね!」
約20年前の妻の一言です。
友人から貰って帰ったカブト虫とクワガタを見て異常にテンションを上げた息子達を思い出します。自分で昆虫採取やメダカすくいに行けない子供達に繁殖させたカブト虫を僅かですがお配りしたり、小さいですがご家族をお招きして繁殖小屋でのカブト虫採取や畑で野菜や果実の収穫、など病院や療育とはまた少し違う自然とのふれあいという形で少しでも治療と皆さんの笑顔のお手伝いが出来ればいいなぁ
というプロジェクトから始動します。
~御礼~
ナイスマイルのネーミングにおきましてtwitterをはじめ沢山の方々からアイデアを頂きました。
僕一人ではとても思いつかなかったと思います。
一生懸命考えて下さった皆様、本当にありがとうございます。
正直、どれも良いアイデアで選考には嬉しい意味で悩みました。
笑顔、スマイルの関係した案が多く、また活動理念そのものが「笑顔」であるため
ナイスマイル(NiceSmile)に決定させて頂きましたが
採用出来なかった皆さんの想いを裏切らないよう今後、この名前の元
心して活動させていただきます。
本来なら案を頂いた皆さんそれぞれにと言うのが礼儀とは知りつつ
この場で厚く御礼させて頂きたく思います。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。 (2013,11月)
~セカンドプロジェクト~
普段は遊んでばかりですがそんな僕が唯一、真面目に取り組んでいる事のお伝えをさせていただければと思います。
【AKA-SHEETについて】
僕の孫が障害を抱えている事から前々より
難病や障害と闘っている子供達とそのご家族に少しでも喜んで貰えるような事が出来ないかと微力ではありますが活動しておりました。が、この度、カープ女子の方のご厚意とご賛同で僅かですが貴重なズムスタの週末カード観戦チケットをご手配頂きましたのでお伝えとさせて頂きます。
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【AKA-SHEETの概要】
そもそもAKA-SHEETってなに?って話なんですが。。。
カープ観戦チケットは皆さん、ご存じのように今や入手困難なプラチナチケットな訳ですが、簡単に言うと余ったチケットを
障害や難病と闘ってる子供達、
母子・父子家庭だったりわけあって親御さんと離れての生活など
様々な困難と向き合いながら
普段、なかなかスタジアムに観戦に行けない、チケット入手出来ない人にプレゼントしよう!
と、言うものです。
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【ルール】
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1・この企画は決して善意を売りにした売名的なものではありません。
該当される方々に無料で観戦チケットをお届けする為のものです。ゆえに座席番号やチケットご提供者様、チケット当選者様に関するお問合せにはコメント等、皆様に見える場所でのお答えは出来ませんのでご了承下さい。
2・お申込み頂けるのは年齢を問わず難病や障害と闘っている方とそのご家族、または様々な事情で学校に通えない子供様や親御様と離れて生活している子供様とその保護者の方、とさせて頂きます。
3・募集の受付はメッセンジャー、ライン、メールにてさせていただきます。コメント欄でのお申込みは無効とさせて頂きます。
便宜上、当方で営業しておりますカフェ店舗におきましてもお問合せ窓口を設置させて頂いておりますのでこちらでもご案内させて頂いております。
4・ご協力下さった皆様の善意を無駄にしない為にもチケット欲しさの虚偽のお申込みは絶対にご遠慮下さい。
5・また譲渡・転売につきましては絶対禁止とさせて頂きます。
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【お申込みいただける方について】
譲渡・転売を目的とせず純粋に観戦して下さる方。観戦させてあげたい方。
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1・病気・障害と闘っている方とその付き添いの方。
2・不登校等、特性と呼ばれる症状やその他の理由で普段観戦に行けない子供とその保護者の方。
3・母子・父子、または様々な事情でご両親と離れての生活を余儀なくされている子供とその保護者の方。
4・1~3のいずれかでスタジアムの観戦階段、通路を自他関わらず通行可能な方。(車椅子、歩行器でお席まで行けません)
5・非公開の元、観戦時の(喜んでいただいている)写真や感想を観戦後、チケットご提供者様へのご報告として送って下さる方。(お顔ふせて頂いて結構です)
とさせて頂いております。
【観戦チケットについて】
観戦日
4/9 日 13:30 ヤクルト(公募3/26)
5/13 土 14:00 巨人(公募4/10~締切4/30)
6/24 土 14:00 阪神(公募5/14~締切6/11)
7/29 土 18:00 ヤクルト(公募6/25~締切7/16)
8/13 日 18:00 巨人(公募7/30~締切7/30)
9/23 土 13:30 巨人(公募8/14~締切9/10)
各2枚並び指定席
但し、障害者専用シートではなく一般(指定)席となります。
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【申し込みについて】
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応募多数の場合は厳選抽選(非公開)とさせて頂きます。
記載頂く内容含め応募に関しましては全て非公開とし当方にて厳重に情報管理させて頂きます。
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1・観戦者お二人の氏名
2・ご住所(チケット送付の為)
3・電話番号(チケット送付、ご確認の為。携帯可)
4・病名・症名
(不登校や保護施設など可能な限りで構いませんのでお伝え下さい)
5・観戦希望日
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メールアドレスでのお申込みは下記までお願いいたします。
nice-smile@kohakou.net (古原嗣健)
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【お伝えしたい事】
読んで頂いた方、それぞれに賛否があると思います。
力及ばず全ての希望者様にお届けする事も出来ません。
また、お申込みいただく方のプライバシーに深く関わる内容でもあります。
チケットをご提供下さった、ご協力下さった方々にご迷惑が掛かる可能性もあります。
本当に、こうした形での告知が正しいのか迷いもしました。
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「ご存知のとおり、カープ戦はチケット争奪戦が熾烈を極め一般発売からわずか2日の時点でチケットはほぼ全部売り切れという状態です。
中には、転売目的で買占め、オークションサイトでは、売価の何倍もの値段で取引がされています。年間指定席をまるごと数十万~数百万でオークションに出す人も現れる始末です。
でも、自分の利益、自分のお金のために、年間指定席を使うのでなく、自分が持っているその「貴重な権利」を、こういった形で誰かに分け与えることが、利益やお金なかよりも、もっと大きな財産になるということを多くの人に気づいてもらいたいんです!
『こんな年間指定席の活かし方がある』
ということを、多くの方に伝えて欲しいんです。
もちろん、この記事を目にして、なおかつ、心に響く人はごく少ないかもしれません。でも、だれかの心に風穴を開けるだけでも活動を広める意味があると思います。」
と言うチケットをご寄贈、手配して下さったカープ女子さんの思いと
酔い散らかしてるだけじゃなくて「何か自分に出来る事はないか?」とを模索していた僕の気持ちがたまたまうまくマッチングして個人レベルではありますがお届け出来る所まで辿り着きました。
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ネットオークションなどで高価売却したとして確かに金銭を得る事は出来ますが
行けなくなったチケット、このままだと無駄になりそうなチケット
の新しい活かし方として金銭とは違う「心の豊さ」を得る事が出来るご提案が出来ればなぁと思っています。
今年のチケットに関しましては僕が定価相当の額で買い取らせて頂いたものと、ご寄贈頂いた年間シートから構成されております。
ご寄贈いただいた方への報酬は
「心の豊さ」とそのチケットを心から喜んで声援してくれてあろう当選者様の笑顔。
きっと観戦出来た人は提供者への感謝を忘れないでしょうしもしかしたらその方、そのご家族の一生忘れられない思い出を作るお手伝いが出来たかも知れない。
という「自己満足」しかお渡し出来ませんが…
こういう活動は「出来る人が出来る事をする」という気持で臨んで参ります。
ご賛同頂いた方にはシェア・拡散をいただけると幸いです。
身近な方にお報せ頂ければなお幸いと存じます。
手探りでのスタートで不備も多いとは思いますが何卒、皆様よろしくお願いいたします。
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【行けなくなった・行き場の無くなったチケットを
お持ちでご寄贈を考えて下さる方へ】
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試合2週間前までのチケットをご寄贈頂いた場合はFB等で公募を致しまして配布をさせていただきます。
それより短い期間での公募及び発送に時間がない場合はそう言った施設、機関の方に直接お話をさせていただいた上で行ける・行きたい方に抽選を経ずお渡しさせていただく場合が御座いますのでご了承下さいますようよろしくお願いいたします。
皆様から寄せられる善意を無駄にせぬよう誠心誠意努力させて頂きます。
お申込み・お問合せ先
古原嗣健 nice-smile@kohakou.net
カレ屋房 山県郡北広島町都志見2322-1
(0826)-83-0902
(お問合せにつきまして飲食店・他業務併設にてお昼、夕食時などお電話にて対応出来ない場合もございます。ご了承下さいますようよろしくお願いいたします。)
(2017,3月)